ぷらっと おでかけ特集
みちのく潮風トレイルとは、東日本大震災で大きな被害を受けた、東北太平洋沿岸を復興のシンボルとして青森県八戸市の蕪島から福島県相馬市松川浦までをつなぐ、総距離900kmを超えるロングトレイルです。
浜の潮風を浴びながら、地域の人に触れ、地元の食に触れ、四季折々の自然に触れ、海のダイナミックさに触れ、心も体もリフレッシュしてみてはいかがですか?
※青森県内のみの紹介になります。
※遊歩道の無い地点もあります。道路を歩く際は、車にお気を付けください。
【1】鮫駅→蕪島(約1.1キロ/徒歩約15分)
蕪島への最寄り駅です。
駅前には駅名にあやかって魚の鮫のモニュメントが設置されています。
記念写真にいかがですか?
【2】スタート地点:蕪島→葦毛崎展望台(約3.0キロ/徒歩約50分)
スタンプ設置ポイント:蕪島神社
国の天然記念物である蕪島。
蕪島神社が鎮座する島には、渡り鳥である「ウミネコ」が毎年3月前後に約4万羽飛来し、5月ごろ営巣・抱卵、6月に孵化したヒナが7月には巣立ち、8月には島を離れて行きます。
!ヒナが孵化するまでは、卵があちらこちらになるので、ご注意ください!
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【3】葦毛崎展望台→ホロンバイル(同場所)
太平洋戦争末期には旧日本軍が軍事施設として使用していましたが、現在は展望台として一般開放されています。
種差海岸遊歩道のスタート地点で、ハマナスをはじめとした季節ごとに咲き乱れる花々を観賞しながら散策できます。
【4】ホロンバイル→中須賀(約200メートル/徒歩約5分)
スタンプポイント:ホロンバイル
葦毛崎展望台の麓にある「カフェテラス ホロンバイル」。
ソフトクリームが有名で、全国から観光客が立ち寄るスポットです。
店内で絶景の海を眺めながらゆっくりとくつろげる、やすらぎの店内です。
【5】中須賀→大須賀海岸(約700メートル/徒歩約20分)
美しい岩礁地帯である中須賀。
遊歩道の海側からハマヒルガオやスカシユリの海浜植物、陸側からノハナショウブやニッコウキスゲの高山植物が咲き誇っています。
北国の厳しい気候と険しい地形が育んだ、複雑な海岸線に沿って続く遊歩道です。
【6】大須賀海岸→白浜海水浴場:約2.5キロ/徒歩約60分)
中須賀を抜け「釜の口」の大岩を通り過ぎると、踏みしめるとキュッキュッと音が鳴る「鳴き砂」が特徴の大須賀海岸へ出ます。
不純物が少ない綺麗な砂浜である証拠だそうです。
【7】白浜海水浴場→淀の松原(約1.0キロ/徒歩約30分)
穏やかな砂浜の風景に、三陸海岸のごつごつとした岩礁などが入り混じる独特の景色が広がっています。
長さ約400メートル、奥行き約50メートルの広々としたビーチでくつろぎながら、自由に海で泳ぐことができます。
2006年には環境省指定の「快水浴場百選」にも選ばれました。
こちらの砂浜も「鳴き砂」と言われていますが、海水浴シーズンはなかなか砂が熱く「鳴き砂」を感じる余裕は無いと思うので、春か秋がオススメです。
【8】淀の松原→種差天然芝生地(約600メートル/徒歩約20分)
松林の中に遊歩道が整備され、木々の間から海岸の荒々しい風景を望むことができます。
樹齢100年にもなる松林には、昔そこからの眺めが好きで住みついた人がいたという「仙人窟」や、コウモリが住んでいた「コウモリ穴」、岩手県宮古市とつながっているという伝説のある「地獄穴」など、ディープな見どころも魅力です。
【9】種差天然芝生地→種差インフォメーションセンター(向かい)
波打ち際まで天然の芝生が続く、三陸復興国立公園・種差海岸。
種差海岸一帯では古くから馬の放牧が行われ、芝生の特徴的な景観は人と自然の関わりの中で形づくられてきました。
上の方には炊事場や水洗トイレを完備し、芝生のサイトにはテント100張が設置可能なキャンプ場があります。
【10】種差インフォメーションセンター→高岩展望台(約1.5キロ/徒歩約30分)
スタンプポイント:種差インフォメーションセンター
種差海岸の三陸復興国立公園指定に伴い、2014年、種差天然芝生地の目の前にオープンしました。
三陸復興国立公園 種差海岸・階上岳地域と、みちのく潮風トレイルの自然や暮らしの情報を発信し、解説案内や体験プログラムも実施。
ガラス張りの窓から目前に広がる天然芝生地を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
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【11】高岩展望台→大久喜駅(約800メートル/徒歩約15分)
種差海岸で最も高い場所にある展望台。
海に突き出しているため、海岸線とその先に広がる太平洋の迫力のある眺望を満喫できます。
絶景を楽しむことができる穴場スポットですが、駐車場がないためJR種差海岸駅から徒歩で訪れるのがおすすめです。