韓国の人気俳優カン・ドンウォンが初の父親役に挑戦！韓国のベストセラー小説「どきどき僕の人生」を映画化した『世界で一番いとしい君へ』。

テコンドー選手を目指すデス（カン・ドンウォン）とアイドル歌手を夢見るミラ（ソン・ヘギョ）の高校生カップルは、17歳で妊娠という事態に直面してしまう。周囲は大反対するが、2人は学校も夢も捨てて子どもを産んで3人家族となる。ところが息子アルムは成長が急速に進む先天性早老症という難病だった…。

ストーリーだけ抜き出すと暗い話なのかとしんみりしてしまうところですが、映画は実にコミカルでさわやか。大人になる前に親になってしまった2人の奮闘と、しっかり者の息子との“愛ある暮らし”を描いてゆきます。初の父親役に挑戦したカン・ドンウォンが、茶目っ気たっぷりにキュートにいろんな表情を見せてくれ、それが映画全体の空気を湿っぽくならないよううまく作用しています。彼が全力で息子を愛している姿は、時に笑え、時にほろりとし、時に応援したい気持ちにさせられます。

「難病モノ」と敬遠せず、ぜひ観てください。泣けますが、観賞後には明るい気持ちになれるはず。彼らの人生が、この先も光に満ちていると思えるからです。笑えるシーンもたっぷりありますよ♪
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