2013年に日本で初めて紹介されてから、あっという間に映画ファンの間で話題となり、今や世界が注目する時代の寵児となった一人の青年がいる。

その名は、グザヴィエ・ドラン。

初めて公開されたのは3作目の『わたしはロランス』で、その新しい映画文法と鮮烈な表現に誰もが驚き、胸を躍らせた。24歳（当時）と聞いてさらに度肝を抜かれ、写真を見ると超絶オトコマエで完全にハートを撃ち抜かれてしまった。うーん。こんなことがあっていいものか。天は彼に二物どころか何物与えるつもりなんだ。ゲイだという事実ももはや魅力のひとつでしかないぞ。

続いて公開された前2作『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』は、いずれもドラン本人がゲイの青年役で出演しているが演技も素晴らしい。それもそのはず、もともと彼は役者なのだ。

映画界で誰もが認める“天才”であり、誰よりも美しいドランはまた多作で、2014年までに公開された映画は4本。注目を集めてから、話題の切れる間もない。世界が彼の一挙手一投足にアンテナを張っていると言っても決して過言ではないだろう。

そして2015年公開となった新作『Mommy/マミー』は最高傑作と名高く、さらにファンの層を拡げている。

そんなグザヴィエ・ドランの全作品を元町映画館では7/4(土)より一挙に公開！ドランに出会う機会を逃していた人にこそ、ぜひ来てほしい。美しきドランを堪能できる最新主演作『エレファント・ソング』も続けて公開します！

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