ワンコイン♪ちょこっと手土産
本場ベルギーのチョコレート店 「レオニダス」実籾店
一人暮らしも10年目。
“かっこいい大人”になりたくて、ブラックコーヒーを飲むようにしている。エスプレッソマシンも買ってしまった。本当に好きなのはコーヒー牛乳だけど、かっこいい大人はブラックコーヒーを飲まなくてはならない。モテるためにはブラックを味わえる男にならなくては。
でも、苦いんだよ…コーヒー、苦いんだよ!
結局のところ、そのエスプレッソを牛乳で7倍に薄めて毎朝飲んでいたら、むしろ“白牛乳”が好きになってしまった。赤白帽のバッチリ似合う、カルシウムたっぷりの健康優良児になるのも時間の問題だ。
先週学生時代のサークル仲間が集まったときに、ついつい、エスプレッソマシンを買ったことを自慢してしまったら、ちょっとかわいいと思っていた後輩の女子が「私もコーヒー大好き! 遊びに行くのでごちそうしてください!」と積極的にアタックしてきた。
断る理由なんかない。もちろんOKしてしまった。
彼女が来る、それが今日だ。
僕は美味しそうにこの苦いコーヒーを飲むことができるだろうか…
「こんにちは~~~」
うわー、きた!
「これ、コーヒーに合うと思って」
と、彼女が持ってきた小さな袋には、チョコレートが4つ。
「ちょっとだけ何かお土産…と思って、線路沿いにあったチョコレート屋さんで買ったの。量り売りのチョコなんて珍しくて、目移りしちゃった。あ、もしかして先輩、チョコレート苦手ですか…?」
苦手なもんか!大好きだ!
それにしても、毎日駅に向かうときに通るあの道に、そんな店があったとは…
そっか、あそこはチョコレート屋だったのか。
「美味しい~~、本場のチョコの味がしますね!」
苦いコーヒーに、一粒のチョコレートがめちゃめちゃ合う!
生まれて初めて、ブラックコーヒーが美味いと思えた。
「うふふ、これ、くせになりそう~。 先輩、コーヒーおかわり!」
よし!チョコもおかわりだ!
僕たちは二人で、“おかわり”を買いにレオニダスに向かった。
本格的ベルギーチョコの店 レオニダス
実籾駅から線路沿いにある、本場ベルギーで行列ができるとも言われるチョコレー トショップ『レオニダス』。
京成電車の窓からチラっと見える、黄色い屋根が気になっている人も多いのでは?
レオニダスのチョコレートは量り売りです。ひとついくら、ではないところがミソ。
ショーケースに並んでいる色とりどりのチョコレートを見ていると、ついついいくつも選んでしまうのでご注意を…
もちろん箱入りアソートもありますが、やはりここは量り売りで買いたいところ♪
「500円分ほしい」というお願いもできます。
黄色い屋根が目印です。