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元町映画館☆特集

天命の城

民を守るために門下にくだるか、それとも死を覚悟して戦うか。彼が取った究極の選択とは…。

「サランヘヨ♪♪」。こんな言葉を甘いマスクで世の女性陣を虜にし、一世を風靡した韓国のイケメン俳優たち。その中でもペ・ヨンジュンを筆頭に特に国内で人気だった俳優を「韓国四天王」と呼んだことを覚えていますか。

私は今でもその4人を言うことができます。その中でも現在、『マグニフィセント・セブン』などハリウッド大作への出演が続いているのがそう、本作の主役《イ・ビョンホン》。

キリッとした目力に流暢な英語、そして『マグニフィセント・セブン』では独特なナイフ捌きと、微笑みを兼ね備えた忠実なボディガード役が本当に板についていた。

そして本作は当館でも過去に上映した『王の運命』(監督:イ・ジュンイク/2015年)と同じく歴史超大作。イ・ビョンホンは主役。そんなん絶対かっこよいやん普通。ファンならずとも楽しめるに決まってるやん普通。

本作では1936年におきた丙子の役(清が朝鮮王朝に侵略し起こった戦争)をモチーフに中国大陸の覇権を争う王朝とその家臣、そして兵たちの活躍を描いた歴史大作。韓国でベストセラーになった“キム・フン”の同名小説を映画化。イ・ビョンホンは覇権争いの中で生きる大臣役。民と王の生きる道を常に考えて、そのためには自身の身分を捨てることさえできる勇将。

そんな彼が本作では苦渋を舐めることに…。中国“清”に追い込まれて朝鮮王朝、唯一の生き残る術は清の臣従に落ちること。民を守るために門下にくだるか、それとも死を覚悟して戦うか。彼が取った究極の選択とは…。

韓国の歴史映画やドラマに見られる豪華絢爛らセットや衣装。もちろん戦闘シーンも見応え十分。さらに音楽には世界的巨匠の坂本龍一が韓国映画を初めて手掛けたというまさに最高のキャスティング。

黙っていても動いても文句なしにカッコ良い韓国映画です。
ぜひこの夏はイ・ビョンホンに逢いに来てください。
天命の城
(監督:ファン・ドンヒョク/2017年/韓国/139分/The Fortress)

上映スケジュール
8/4(土)~8/10(金)
10:30~
8/11(土)~8/17(金)
10:00~